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それでも地球は回っている・・・とは状況が違うのでは? [STAP細胞]

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絶対に論文は撤回しないと宣言し続けていた小保方さんが一転して、NATUREの二本目の論文も撤回することに合意した。


こちらはSTAP細胞というより、STAP現象(ストレスにさらされた細胞の一部が多能性を再獲得するという現象)の存在そのものに関わる論文であっただけに、何が何でも死守したかったんだろうに。

そしてその決定を、小保方さんの代理人を務めている三木弁護士はマスコミから知らされるまで知らなかったもようで、おおいにうろたえていた。


なんか似たような状況があったなと思いだしたら、オボちゃんの4月上旬の記者会見の時に「STAP細胞の存在を200回以上確認しました。」と、オボちゃんが言った時のこの弁護士の「ぎょっ!」としたときの顔と似ている。

オボちゃん、子どものころからこうやって天然で周囲を振り回してきた不思議ちゃんだったのかもなあ。


そして彼女は言う。

「それでも、STAP細胞はあります。」


=====

<STAP細胞>小保方氏、代理人に「STAP細胞はある」

毎日新聞 6月4日(水)20時54分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140604-00000112-mai-sctch

 一転して撤回に同意したのはなぜ--。理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)がSTAP細胞の主要論文撤回に同意したことが明らかになった4日夕、代理人を務める三木秀夫弁護士は報道各社に「本人の精神状態が安定せず、十分な把握はできていない。同意せざるを得ない状況に追い込まれたと思う」と小保方氏の心理状態を説明した。

【小保方氏の実験ノート画像】「かくにん! よかった。」「ハートマーク」も

 三木弁護士によると、小保方氏が撤回を巡って悩んでいることは分かっていたが、同意の文書を共著者の一人に提出していたことは報道されるまで知らなかった。入院中の小保方氏に電話して事情を聴くと、沈んだ声で「仕方なかったんです」と漏らし、「私は何のために頑張ってここまで来たのだろう」「共著者や応援してくれた人におわびしたい」「悲しいです」などと話したという。ただ、「論文を撤回しても『STAP細胞はある』という事実がなくなるわけではない」とも話しているという。

 もう一人の責任著者である米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授や、ノーベル賞受賞者である野依良治・理研理事長の意向も大きかったようだ。

 三木弁護士によると、バカンティ教授は小保方氏に「白紙に戻すのも一つの道ではないか」との趣旨のアドバイスをした。「バカンティ教授は小保方氏の置かれた状況を常に心配していた。彼のアドバイスが決意した理由の一つだったのではないか」と三木弁護士は語った。

 また、5月8日に論文の不正認定が確定し、野依理事長が撤回を勧告したことも重く受け止めた様子だったといい、「精神的圧力を受け、判断能力が低下しているようだ。彼女は今、悲しみのどん底にいる。弁護団としては今後、理研による検証実験への参加などをサポートしていきたい」と話した。

【畠山哲郎、吉田卓矢】

=====

「それでも地球は回っている。」

ガリレオ・ガリレイは17世紀前半に活躍したローマの数学者で、当時は異端とされたコペルニクスの地動説を支持してそれに関わる本を出版した。

ガリレオが地動説を唱えたことは、宗教家の批判を浴びて、それを理由ににどの裁判を経過して、有罪判決を受けた。

どうして二度かというと、一度目は、もう唱えないという条件で不問にされたためである。そののち、彼は「地動説を支持する」のではなくて、「地動説を唱える男」と「天動説を唱える男」の対話集の形の本を出版して、これを追及されている。

「地動説を紹介」しているものの、「地動説を支持」しているわけではないとしてうまいこと出版にこぎつけたのであるが、彼のことを快く思っていないものの追及を逃れることはできなかった。


じつは、ガリレオは非常に頭脳明晰でかつ敬虔なキリスト教徒であったために、そんじょそこらの神父たちよりもキリスト教の本質をよく理解していて、周囲の人に向かって平易でかつ科学的な言葉でそれを説いていた。

このせいで周囲の神父たちは民衆から小ばかにされることになった。

このためにためになかばでっちあげの書類を用意された裁判で有罪判決を受けたと考えられている。


妄信的な宗教と科学的真実との対立がどうこう、というよりも、多くの人は、真実はガリレオ・ガリレイの理論の中にあるのではないかと感じつつ、権力を守る人たちの勢いに飲まれた、というのが事実だったのではないのだろうか。

Wikipediaを参考にしました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%82%A4


さて、ひるがえってオボちゃんのSTAP細胞。

弁護士はこのように彼女を擁護する。

「入院中の小保方氏に電話して事情を聴くと、沈んだ声で「仕方なかったんです」と漏らし、「私は何のために頑張ってここまで来たのだろう」「共著者や応援してくれた人におわびしたい」「悲しいです」などと話したという。ただ、「論文を撤回しても『STAP細胞はある』という事実がなくなるわけではない」とも話しているという。」


なんだかね。。。

ガリレオ・ガリレイとどこか重ね合わせて発言しているのかもしれないけど。

ガリレオの言葉は論理的であり、科学的整合性のある実験データも示されていた。

科学的に見れば天動説の負けは明らかであった。


「陽性さいぼう、かくにん!」

では説得力があまりにもねえ・・・。




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