小保方さんの妄想研究が500人の研究者を路頭に迷わせる [STAP細胞]
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神戸理研をつぶせ!
とうとうここまでの要求が始まったか、やっぱり。
「STAP細胞はありま・・・せん。」
横浜理研の遠藤高帆氏の解析でSTAP幹細胞はES細胞とTS細胞の混ぜものであることが暴かれ、
さらには生後一週間のマウス脾臓細胞から作製したとおっしゃるSTAP細胞も、長期培養した良く知られるES細胞としか思えないことが暴かれた。
小保方さんのエア実験が確定し、彼女が稀代のペテン師であることが明らかになった。
そんな彼女のエア実験により生み出された論文原稿の虚偽を、共著者のだれもが見抜けないままにNATUREに投稿し、受理された。
NATUREの編集部もレビュー担当の科学者もその問題が見抜けなかった。
まあ、ここまでの完全な嘘で塗り固められた論文を投稿する人がいるとは誰も思わなかったのかもしれないけれども。リンク
このような事態を招いた責任の発端は、神戸理研の幹部にあることは間違いない。
理研は若い可能性の高い研究者を公募で募集して、その人たちに大きな予算を与えてチャレンジさせるという仕組みを動かしている。
通常であれば40歳過ぎの教授・准教授クラスの地位にある人しか手が届かない研究環境や予算を提供することで、日本の科学者の発掘と育成を担ってきた。
神戸理研でも過去、このシステムで優秀な研究者を育てることに成功している。
しかし今回は、あまりにも程度の低い人を採用してしまった。
というか、研究者ではない、コピペで世の中を渡り歩いてきた人だったのに、それに気づかない(というかだまされた)ままに、採用を特例としていろいろオボちゃんに有利なように進めてきた。
そして、彼女の妄想研究が一流のジャーナルに掲載されるように全力で後押しした。
その結果、外部評価委員で構成される改革会議で指示されたのが組織の解体だ。
彼女の採用に何の関係もない500人の働き場所を失わせることになりそうだ。
==引用==
小保方氏所属の研究センター「解体を」 理研改革委が要求
産経新聞 6月12日(木)8時33分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140612-00000501-san-sctch
新型万能細胞とされる「STAP(スタップ)細胞」の論文不正問題で、外部有識者でつくる理化学研究所の改革委員会が、小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)が所属する発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の解体を求めることが11日、分かった。12日に発表する報告書に盛り込む。研究不正の再発防止へ抜本的な改編が必要と判断した。
関係者によると、報告書で同センターは組織全体を廃止と同じレベルで解体。理研の他の研究施設と、研究内容の重複がないかバランスを考慮した上で、生命科学系の新組織に改編する。名称の変更も求める。
新組織の幹部は理研の外部から登用して刷新。これに伴い、現在の竹市雅俊センター長(70)と、小保方氏の指導役だった笹井芳樹副センター長(52)に事実上、退任を求める。
STAP問題を受け同センターの検証委員会が進めてきた調査では、特例的に英語での面接などを省略した小保方氏の不適切な採用や、研究内容が漏れないよう小保方氏を囲い込み、秘密主義で論文作成を進めたことなどを問題視。センターに自浄能力がなく、ガバナンス(組織統治)が機能していなかったことが不正を生んだ要因と指摘されたことを受け、改革委は解体が不可欠と判断した。
改革委はガバナンスを強化するため、外部を含め計12人で構成する経営会議や、不正抑止本部の設置も報告書に盛り込む。
同センターは平成12年に発足。動物の発生メカニズムや再生医学などの先端研究で世界的に知られ、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の臨床研究も進めている。24年度の予算は約39億円、職員は約500人。
==引用==
いやあ、幹部の責任追及はあるべきだと思っていたし、小保方さんの囲い込み採用に関わった人たちが引責退職するのはありかなと思っていた。
けれども、関係ない研究者がほとんどの神戸理研の解体までを要求するとは思ってもみなかった。
なあなあで検証実験に小保方さんを招いていてその事実を伏せていたというのはやはり認識が甘いところがあるのは否めないが。
小保方さんのところだけではない、たくさんの研究チームがあって、それぞれに独伊の研究を進めている。
全面改組となると、彼らが新しい神戸理研に採用されたとしても、現在の研究が途中でスタックしてしまうことは明らかだ。
結果として、神戸理研の業績は一気に低下するだろう。
さらに、改組見直しで業績の出ていない研究チームはおとりつぶしになることも間違いないだろうし、100人ぐらいはほんとうに失業するのではないだろうか。
一人の女性の妄想の巻き添えである。
改革委員会にはさまざまなバックグラウンドの人々が参加している。
参加している人たちのバックグラウンドが似たような事件を起こした場合でも、彼らは自分の組織に解体を要求できるのだろうか?
幹部が起こした不祥事で、会社全体を改組して、ついでに業績の悪い部署の社員をリストラする、そんなことやるのか?
ちょっと面白い事実を一つ。
東京大学、京都大学と理化学研究所は文部科学省の研究費予算を取り合う三大組織だ。
東京大学も京都大学も、理研を傘下に収めて勢力を拡大しようと虎視眈々と狙っている。
そして、竹市氏や笹井氏といった神戸理研のトップは京都大学出身。
神戸理研を全面解体して、解体前の幹部にしがらみのないトップ研究者を新しい組織のリーダーに据えるとなると、東京大学の研究者たちがなだれ込んでくることは必至である。
東京大学出身の改革委員長が取り仕切るとこういう方向に進むんじゃないかと予測していたけれども、わかりやすい提言だ(笑)。
どうなるか、今後も観察していこう。
岸委員長がとりあえず、神戸理研のゼネラルマネージャーに納まる、さらには名古屋大学出身の野依氏を退任させて、岸氏が理事長になり替わる。
いつの間にか理研は改革委員会メンバーに乗っ取られ、東大関係者の思いのままに使える研究組織に変わっていた、官僚も天下りし放題になっていた。
なんて展開があるのかもねえ(笑)。
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神戸理研をつぶせ!
とうとうここまでの要求が始まったか、やっぱり。
「STAP細胞はありま・・・せん。」
横浜理研の遠藤高帆氏の解析でSTAP幹細胞はES細胞とTS細胞の混ぜものであることが暴かれ、
さらには生後一週間のマウス脾臓細胞から作製したとおっしゃるSTAP細胞も、長期培養した良く知られるES細胞としか思えないことが暴かれた。
小保方さんのエア実験が確定し、彼女が稀代のペテン師であることが明らかになった。
そんな彼女のエア実験により生み出された論文原稿の虚偽を、共著者のだれもが見抜けないままにNATUREに投稿し、受理された。
NATUREの編集部もレビュー担当の科学者もその問題が見抜けなかった。
まあ、ここまでの完全な嘘で塗り固められた論文を投稿する人がいるとは誰も思わなかったのかもしれないけれども。リンク
このような事態を招いた責任の発端は、神戸理研の幹部にあることは間違いない。
理研は若い可能性の高い研究者を公募で募集して、その人たちに大きな予算を与えてチャレンジさせるという仕組みを動かしている。
通常であれば40歳過ぎの教授・准教授クラスの地位にある人しか手が届かない研究環境や予算を提供することで、日本の科学者の発掘と育成を担ってきた。
神戸理研でも過去、このシステムで優秀な研究者を育てることに成功している。
しかし今回は、あまりにも程度の低い人を採用してしまった。
というか、研究者ではない、コピペで世の中を渡り歩いてきた人だったのに、それに気づかない(というかだまされた)ままに、採用を特例としていろいろオボちゃんに有利なように進めてきた。
そして、彼女の妄想研究が一流のジャーナルに掲載されるように全力で後押しした。
その結果、外部評価委員で構成される改革会議で指示されたのが組織の解体だ。
彼女の採用に何の関係もない500人の働き場所を失わせることになりそうだ。
==引用==
小保方氏所属の研究センター「解体を」 理研改革委が要求
産経新聞 6月12日(木)8時33分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140612-00000501-san-sctch
新型万能細胞とされる「STAP(スタップ)細胞」の論文不正問題で、外部有識者でつくる理化学研究所の改革委員会が、小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)が所属する発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の解体を求めることが11日、分かった。12日に発表する報告書に盛り込む。研究不正の再発防止へ抜本的な改編が必要と判断した。
関係者によると、報告書で同センターは組織全体を廃止と同じレベルで解体。理研の他の研究施設と、研究内容の重複がないかバランスを考慮した上で、生命科学系の新組織に改編する。名称の変更も求める。
新組織の幹部は理研の外部から登用して刷新。これに伴い、現在の竹市雅俊センター長(70)と、小保方氏の指導役だった笹井芳樹副センター長(52)に事実上、退任を求める。
STAP問題を受け同センターの検証委員会が進めてきた調査では、特例的に英語での面接などを省略した小保方氏の不適切な採用や、研究内容が漏れないよう小保方氏を囲い込み、秘密主義で論文作成を進めたことなどを問題視。センターに自浄能力がなく、ガバナンス(組織統治)が機能していなかったことが不正を生んだ要因と指摘されたことを受け、改革委は解体が不可欠と判断した。
改革委はガバナンスを強化するため、外部を含め計12人で構成する経営会議や、不正抑止本部の設置も報告書に盛り込む。
同センターは平成12年に発足。動物の発生メカニズムや再生医学などの先端研究で世界的に知られ、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の臨床研究も進めている。24年度の予算は約39億円、職員は約500人。
==引用==
いやあ、幹部の責任追及はあるべきだと思っていたし、小保方さんの囲い込み採用に関わった人たちが引責退職するのはありかなと思っていた。
けれども、関係ない研究者がほとんどの神戸理研の解体までを要求するとは思ってもみなかった。
なあなあで検証実験に小保方さんを招いていてその事実を伏せていたというのはやはり認識が甘いところがあるのは否めないが。
小保方さんのところだけではない、たくさんの研究チームがあって、それぞれに独伊の研究を進めている。
全面改組となると、彼らが新しい神戸理研に採用されたとしても、現在の研究が途中でスタックしてしまうことは明らかだ。
結果として、神戸理研の業績は一気に低下するだろう。
さらに、改組見直しで業績の出ていない研究チームはおとりつぶしになることも間違いないだろうし、100人ぐらいはほんとうに失業するのではないだろうか。
一人の女性の妄想の巻き添えである。
改革委員会にはさまざまなバックグラウンドの人々が参加している。
参加している人たちのバックグラウンドが似たような事件を起こした場合でも、彼らは自分の組織に解体を要求できるのだろうか?
幹部が起こした不祥事で、会社全体を改組して、ついでに業績の悪い部署の社員をリストラする、そんなことやるのか?
ちょっと面白い事実を一つ。
東京大学、京都大学と理化学研究所は文部科学省の研究費予算を取り合う三大組織だ。
東京大学も京都大学も、理研を傘下に収めて勢力を拡大しようと虎視眈々と狙っている。
そして、竹市氏や笹井氏といった神戸理研のトップは京都大学出身。
神戸理研を全面解体して、解体前の幹部にしがらみのないトップ研究者を新しい組織のリーダーに据えるとなると、東京大学の研究者たちがなだれ込んでくることは必至である。
東京大学出身の改革委員長が取り仕切るとこういう方向に進むんじゃないかと予測していたけれども、わかりやすい提言だ(笑)。
どうなるか、今後も観察していこう。
岸委員長がとりあえず、神戸理研のゼネラルマネージャーに納まる、さらには名古屋大学出身の野依氏を退任させて、岸氏が理事長になり替わる。
いつの間にか理研は改革委員会メンバーに乗っ取られ、東大関係者の思いのままに使える研究組織に変わっていた、官僚も天下りし放題になっていた。
なんて展開があるのかもねえ(笑)。
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