若山教授の記者会見 内容の解説 その2 [STAP細胞]
スポンサードリンク
STAP細胞に関して、6月16日午後に行われた若山教授の記者会見
概要は前の記事で説明したので、もうすこしいろいろと。
とりあえずは、記者会見に集まったバカどもへの苦情から(笑)。
<テレビのワイドショーの取材陣の頭悪すぎ>
若山教授が冷静に淡々と事実を伝えたことに対して、マスコからの質問、頓珍漢なものが多かった。
特にテレビのワイドショー関係の方々からの質問内容が、あまりにも頭悪すぎで、苦笑どころか聞いていて頭抱えたくなるほどバカな内容が多かった。
しかも感情的なものが多かった。
だから、質疑応答には極めて苦労されていた。
たとえば、バカな質問。
「渡したものと別のマウスの細胞が混入するということはどういうことでしょうか、マウスの管理がずさんであったということではないですか?」
・・・やれやれ (´・ω・`)
どこをどのように取れば、そのような質問が出るのだろうか?
おそらく、若山教授のこのような受け答えの、受け答えの部分だけを切り取って理解したのだと思われる。
==引用==
若山照彦教授会見 STAP細胞「あってほしいと思っている」
フジテレビ系(FNN) 6月16日(月)19時8分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20140616-00000683-fnn-soci
「STAP論文」の共著者の1人、山梨大学の若山照彦教授が16日、記者会見を行った。その中で若山教授は、STAP細胞について、「あってほしいと思っている」としたものの、「あるという証拠はない」と話した。
中略
そもそも、そのSTAP細胞は、若山教授が小保方氏に提供したマウスから作製されたもののはずだったが、今回の第3者機関の解析で、違うマウスから作り出されていたことが明らかになった。
なぜ、こうしたことが起きるのか。
東京都医学総合研究所の原 孝彦氏は、研究室内で、別の細胞が混入するなどの事故が起きたのではないかと指摘する。
原氏は「こういう説明がつかないことが、次から次へと起こってきますと、これだけのことを意図的にやるのは、かえって難しいのではと思いますので。わたしは、事故を一番疑っています」と話した。
そして、今回の解析結果を受けて、あらためてSTAP細胞の存在を問われた若山教授は、
「もし、こっそりマウスを持ってきて、僕があげたマウスを捨てて、その代わりに違うマウスを使って、そこからできたのであれば、それはやはり、マウスからできたので、『STAP細胞といえる』と思います。STAP細胞のある・なしに関しては、今回の結果からは言えないです」
以下略
==引用==
と、極めて真面目に受け答えしている。
<思いやりがバカには伝わらない>
若山教授、心の中では、
「小保方晴子、STAP細胞だと言ってES細胞を渡したね。」
そう思っていても、そちらへの証拠はないのだから、小保方さんが釈明するかもしれない内容を推測して応えたというわけだ。
「偶然のミスなんですぅ!まいど~♪」
とか言いやがるだろうなと。
だけど、残念ながら、その若山教授の配慮、頭の不自由な人には理解できないのだ。
おそらく、若山教授の説明の中で、科学的な言葉が出てきた途端に理解を拒否する、科学的に理解する脳みそがからっけつなのだろう。
ワイドショーのキャスターのお兄ちゃんやお姉ちゃんの頭の中の構造は以下のようなものだと思われる。
1.若山教授が渡したものと別の種類のマウスの細胞を小保方さんが持ってきたらしい。
・・・彼女は間違えて持ってきたのかしら、わざとかしら?
2.その遺伝子解析の特徴からそれは渡したマウスの細胞である可能性よりも一般的に用いられているES細胞である可能性が高い、なぜならばトランスジーンの入っている染色体が・・・
・・・何の話か分からないからパスだわ、これ。
3.その別のマウス由来の細胞がどこからやってきたのか、若山教授にはわかりようがない。
・・・教授なのにわからないですって?これは管理責任を追及できるわ♪
<上の推測から出たと思われる質問>
「はい!はいはーい!質問!」
「はいそこの方どうぞ。」
「○○のワイドショー□■の×××と申します。
一連のお話を聴いていると、若山教授のところのマウスの管理体制がたいへんずさんであったという風にうかがえるのですが、その責任はどのようにお考えでしょうか?」
若山先生、絶句していたが、ちょっと耐えて、わかりやすく説明していた。
理研の動物管理は非常に厳密だが、100%防ぐということはできるはずがない。
しかし、質問を終えて「ありがとうございました。」と言ったそのお姉ちゃんの声色は
「やったわ!明日のワイドショーで私が突っ込んだことを自慢できるわ!」
という感情で満ち溢れているように聞こえた。 (;´・ω・)
飛行機に乗る時の金属探知機で危険物を検出するための検査と同レベルのチェックでマウスの持ち込み検査が可能であるとでも思ったのかな?
明日のワイドショーで彼女がどんなバカなレポートを披露するのか、ちょっとだけ楽しみであるが、おそらくデスクにたしなめられてこの質問は黙殺されるだろう。
という感じで、若山氏の説明を自分がぱっと聞いた感じでは、非常に分かりやすいものだった。
しかし残念。
発表を理解できていない頭の悪いマスコミ関係者からのあほな質問が多かったので、せっかくの記者会見がまたまたわかりにくいものになってしまった、という印象だ。
ただし、若山氏が気を使って推測を明言することを避けたのは、あれは確かに歯切れは悪くなった。
もう少しうまく応答する必要があっただろうな。。。
スポンサードリンク
STAP細胞に関して、6月16日午後に行われた若山教授の記者会見
概要は前の記事で説明したので、もうすこしいろいろと。
とりあえずは、記者会見に集まったバカどもへの苦情から(笑)。
<テレビのワイドショーの取材陣の頭悪すぎ>
若山教授が冷静に淡々と事実を伝えたことに対して、マスコからの質問、頓珍漢なものが多かった。
特にテレビのワイドショー関係の方々からの質問内容が、あまりにも頭悪すぎで、苦笑どころか聞いていて頭抱えたくなるほどバカな内容が多かった。
しかも感情的なものが多かった。
だから、質疑応答には極めて苦労されていた。
たとえば、バカな質問。
「渡したものと別のマウスの細胞が混入するということはどういうことでしょうか、マウスの管理がずさんであったということではないですか?」
・・・やれやれ (´・ω・`)
どこをどのように取れば、そのような質問が出るのだろうか?
おそらく、若山教授のこのような受け答えの、受け答えの部分だけを切り取って理解したのだと思われる。
==引用==
若山照彦教授会見 STAP細胞「あってほしいと思っている」
フジテレビ系(FNN) 6月16日(月)19時8分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20140616-00000683-fnn-soci
「STAP論文」の共著者の1人、山梨大学の若山照彦教授が16日、記者会見を行った。その中で若山教授は、STAP細胞について、「あってほしいと思っている」としたものの、「あるという証拠はない」と話した。
中略
そもそも、そのSTAP細胞は、若山教授が小保方氏に提供したマウスから作製されたもののはずだったが、今回の第3者機関の解析で、違うマウスから作り出されていたことが明らかになった。
なぜ、こうしたことが起きるのか。
東京都医学総合研究所の原 孝彦氏は、研究室内で、別の細胞が混入するなどの事故が起きたのではないかと指摘する。
原氏は「こういう説明がつかないことが、次から次へと起こってきますと、これだけのことを意図的にやるのは、かえって難しいのではと思いますので。わたしは、事故を一番疑っています」と話した。
そして、今回の解析結果を受けて、あらためてSTAP細胞の存在を問われた若山教授は、
「もし、こっそりマウスを持ってきて、僕があげたマウスを捨てて、その代わりに違うマウスを使って、そこからできたのであれば、それはやはり、マウスからできたので、『STAP細胞といえる』と思います。STAP細胞のある・なしに関しては、今回の結果からは言えないです」
以下略
==引用==
と、極めて真面目に受け答えしている。
<思いやりがバカには伝わらない>
若山教授、心の中では、
「小保方晴子、STAP細胞だと言ってES細胞を渡したね。」
そう思っていても、そちらへの証拠はないのだから、小保方さんが釈明するかもしれない内容を推測して応えたというわけだ。
「偶然のミスなんですぅ!まいど~♪」
とか言いやがるだろうなと。
だけど、残念ながら、その若山教授の配慮、頭の不自由な人には理解できないのだ。
おそらく、若山教授の説明の中で、科学的な言葉が出てきた途端に理解を拒否する、科学的に理解する脳みそがからっけつなのだろう。
ワイドショーのキャスターのお兄ちゃんやお姉ちゃんの頭の中の構造は以下のようなものだと思われる。
1.若山教授が渡したものと別の種類のマウスの細胞を小保方さんが持ってきたらしい。
・・・彼女は間違えて持ってきたのかしら、わざとかしら?
2.その遺伝子解析の特徴からそれは渡したマウスの細胞である可能性よりも一般的に用いられているES細胞である可能性が高い、なぜならばトランスジーンの入っている染色体が・・・
・・・何の話か分からないからパスだわ、これ。
3.その別のマウス由来の細胞がどこからやってきたのか、若山教授にはわかりようがない。
・・・教授なのにわからないですって?これは管理責任を追及できるわ♪
<上の推測から出たと思われる質問>
「はい!はいはーい!質問!」
「はいそこの方どうぞ。」
「○○のワイドショー□■の×××と申します。
一連のお話を聴いていると、若山教授のところのマウスの管理体制がたいへんずさんであったという風にうかがえるのですが、その責任はどのようにお考えでしょうか?」
若山先生、絶句していたが、ちょっと耐えて、わかりやすく説明していた。
理研の動物管理は非常に厳密だが、100%防ぐということはできるはずがない。
しかし、質問を終えて「ありがとうございました。」と言ったそのお姉ちゃんの声色は
「やったわ!明日のワイドショーで私が突っ込んだことを自慢できるわ!」
という感情で満ち溢れているように聞こえた。 (;´・ω・)
飛行機に乗る時の金属探知機で危険物を検出するための検査と同レベルのチェックでマウスの持ち込み検査が可能であるとでも思ったのかな?
明日のワイドショーで彼女がどんなバカなレポートを披露するのか、ちょっとだけ楽しみであるが、おそらくデスクにたしなめられてこの質問は黙殺されるだろう。
という感じで、若山氏の説明を自分がぱっと聞いた感じでは、非常に分かりやすいものだった。
しかし残念。
発表を理解できていない頭の悪いマスコミ関係者からのあほな質問が多かったので、せっかくの記者会見がまたまたわかりにくいものになってしまった、という印象だ。
ただし、若山氏が気を使って推測を明言することを避けたのは、あれは確かに歯切れは悪くなった。
もう少しうまく応答する必要があっただろうな。。。
スポンサードリンク
コメント 0