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若山教授の記者会見 内容の解説 その1 [STAP細胞]

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<記者会見全体への印象>

若山教授の記者会見について、動画を早回しで見させていただいた。


極めてわかりやすい説明だったと思う。

科学者として、判明した事実を正確に伝えることに努めた。

おおまかにまとめると、


1.小保方さんからSTAP幹細胞だと言って渡された細胞塊を使ってキメラマウスを作った。

2.その細胞の残りを凍結して保存していたものについて、第三者機関に分析を依頼した。

3.すると、若山氏が渡したマウスとは異なるマウス由来の細胞であることがDNA解析で明らかになった。

4.GFPという蛍光マーカー遺伝子の入っている染色体の位置が、渡したマウスとは異なる場所に入っていた。

5.その特徴は、広く流通しているES細胞と似ていた。

6.そのES細胞を若山研究室の学生が小保方さんに渡したし、彼女自身、実験で使っていたことをプログレスレポートで報告している。


しかし、以上の事実から導き出される推測となる表現は極力避けた。


以上の事実から、普通に考えれば

「小保方さんがES細胞をSTAP幹細胞だと言って若山教授に渡した。」

という推測が成り立つが、その明言は避けた。


推測でしかなく、何をどういったところで真実を知っているのは小保方さんだけだ。

上に上げた事実から、何が起こったかは皆さんに類推してほしいということだ。



<監督責任についてはお詫びをした。>

若山教授は、客員研究員である小保方晴子の上司である。

であるからには監督責任があり、彼女の実験ノートなどをきちんとチェックして指導すべき立場にいた。

であるにもかかわらず、それを行わなかったことが、ずさんな彼女の実験の不備を見抜けず、このようなとんでもない事態を招いてしまったことへつながったと批判されても仕方がないと言って謝った。


厳しく指導できなかった理由として、いわく

小保方さんはハーバード大学でバカンティ教授の右腕と評される新進気鋭の研究者という触れ込みであった。

若山研に来たのは、ただもうハーバード大学で行った研究の最後の詰めとして、若山研でキメラマウスなどを作ってもらうことだけが目的であると聞かされていたから、それ以外のことに関しては一切口出ししなかった。

学生ならともかく、ポスドクに、今更基礎から教えることは普通、ありえないし、やるのは失礼である。


まあ、納得です。

手を出せないよね、バックが付いてきている人に。

ハーバード大学と理研だもの。



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