白鵬関ってほんとに人間できてるよね。会見拒否の理由が泣けた。

スポンサードリンク

---

夏場所で優勝した白鵬関が、優勝翌日の記者会見を拒否した。

通常はあり得ないその態度に、マスコミは一時期、大騒ぎしたけれども、その理由が明かされると納得。

奥さんのことを気遣ってのことだったんだね。


夏場所の13日目、まだ優勝をかけて戦っている最中に妊娠五か月の奥さんが流産していたそうだ。

そろそろ安定期で、流産するとは思えない時期の流産。


残念ながらそういう運命の赤ちゃんだったということなんだろう。

流産のほとんどは赤ちゃんの側に先天的になんらかの問題があるということだからね。

おそらく、心臓などに先天的に問題があって、ある程度までは大きくなれたけれども、それ以上の発育に耐えれるだけの内臓を持っていなかった赤ちゃんだったという可能性が高い。


非常に早期の流産まで含めると、流産率って16％とか言われる。

6回に1回は流産するのだから、3人目、4人目となってくると、そういう不幸にめぐり合う確率も増えてくる。

まあ、でも、そこまで生を受けて奥さんのお腹の中で育ってくれた胎児に感謝、そして生まれてこれなかったけれども、この世に縁を受けた命として大事に弔ってあげたいと思う。


それはさておき、白鵬関の素晴らしいところは、思いやりだ。


『～横綱白鵬オフィシャル応援歌～天運/白き鳳凰 横綱 白鵬相撲甚句』 小田純平×大至 [CD]

奥さんは、頭では分かっていても、流産したショックはとても大きい。

そのことには触れたくないと思う。


そして、優勝会見をするとなると、マスコミは白鵬関の奥さんが妊娠していることを知っているから、

「生まれてくる赤ちゃんにも胸を張って報告できますね。」

みたいなことを訊いてくるだろう。


その時に、白鵬関はそれがかなわないことを言わざるを得ないし、それで流産して二日しかたたない奥さんにどれだけ悲しい思いを増幅させてしまうか。

いろいろ考えた上での決断。

そして、少し落ち着いてからの報告。


責任を果たさないとそしられるのを承知の上での今回の態度、世間体よりも奥さんの精神と体を大事にした白鵬関。

感服いたしました、またしても。


お大事にしてあげてくださいね。

---

スポンサードリンク

---

タグ：赤ちゃん 白鵬 流産 記者会見 拒否の真相