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小保方さんに翻意させたのはNATURE編集部 [STAP細胞]

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「何が何でもこの論文を撤回するわけにはいきません。」

2014年3月の姿を現していない時点からも、そして4月上旬の記者会見でも、その後の代理人である三木弁護士を通じての発言でも、小保方さんはずっと、NATUREに掲載された自分の論文の撤回を拒んでいた。

他の共著者が一斉に取り下げるように言う中で、かつてのハーバード大学の恩師であり、共著者であり、STAP細胞のもともとのアイデアを発案した科学研究者であるバカンティ教授とともに、理研の小保方ユニットリーダーは論文撤回を拒んでいた。

何度も何度も、撤回する意志はないと言いつづけていた。

その小保方さんが、代理人である三木弁護士に何も伝えないままに、論文撤回に同意するというメールを共著者である理研の丹羽仁史プロジェクトリーダーに送っていた。

http://yossa.blog.so-net.ne.jp/2014-06-05


それが2014年6月3日のこと。

いったい何があったのか?


小保方氏の代理人である三木弁護士は、小保方さんが重圧にさらされて正常な判断力を失ってサインさせられてしまったかのようなことを何度もマスコミ向けに伝えていたようだ。

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「小保方氏、検証参加のため撤回同意」 代理人一問一答

2014年6月5日04時17分
http://www.asahi.com/articles/ASG646VPPG64PLBJ00D.html?ref=yahoo

*****

日本人の共著者のおっさん達や、利権のトップの野依理事長が、みんなで寄ってたかって彼女をいじめて追い詰めたかのような弁護士のコメントだ、本当にそうなのか?

これまでずっと、弁護士の言うところの重圧と戦いながら頑張ってきた小保方さん。

その彼女があっさり撤回に同意したのには、実は明快な理由があった。



1.まず、一番近い理由で言えば、恩師であるバカンティ教授から論文取り下げを打診されたことがある。

最も強力な味方であったはずのバカンティ教授、彼から論文取り下げを打診されては、小保方さん一人で頑張ってみたところで、意味がない。


2.では、バカンティ教授はどうして論文取り下げを突然言い出したのだろうか?

実は、5月29日にNATUREからの発表があった。

NATURE編集部は、著者(バカンティ教授)と論文取り下げについて話し合っている、というものだ。

最終的に雑誌への論文掲載か取り下げかを決めるのは掲載する側のNATUREの判断である。


ここまでのさまざまな経緯を黙って観察してきたNATUREは、どうやら、STAP細胞が存在しないと判断することにしたようなのだ。


若山教授の遺伝子解析により、STAP幹細胞がどれもすべて偽物であると判定されたという話も大きなインパクトがあったようだ。

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Nature News Blog
Genetic tests suggest STAP stem cells ‘never existed’

03 Jun 2014 | 19:05 BST | Posted by David Cyranoski | Category: Biology & Biotechnology, stem cells

http://blogs.nature.com/news/2014/06/genetic-tests-suggest-stap-stem-cells-never-existed.html

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上のNATURE編集部のブログ記事の根拠になっているのがこちらの報道。

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<STAP論文>幹細胞に不自然な遺伝子 第三者機関が解析

毎日新聞 6月3日(火)15時21分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140603-00000062-mai-sctch

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若山教授の話は、NATUREに発表されたデータのみを解析したこちらの話でも裏が取られている。


遺伝子解析すれば実験の嘘がばれるのです。
http://yossa.blog.so-net.ne.jp/endoudna


それで、バカンティ教授に「自分から取り下げないか?」と、打診したらしい。

われわれに論文を削除されるより、自分から申し出た方が傷が浅くなるよ、そう打診したというわけだ。

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論文撤回、ネイチャー誌の打診転機 STAP成果白紙に

2014年6月5日05時41分
http://www.asahi.com/articles/ASG647GFNG64ULBJ01Y.html?ref=yahoo

*****

会社を自分で辞めるのと、辞めさせられるのとでは退職金とかいろいろ変わってくるのと同じ話だ。


なぜ女性部下から突然辞表を出されるのか 女性の活躍推進

高校を自分で退学するのと、退学処分を受けて放校になるのとでは、その後の転入しやすさが変わってくるのと同じ話だ。

バカンティ教授は、これ以上、事態を引っ張るのをあきらめて、傷の浅い取り下げを選択することにした。


取り下げするには、全員の同意が必要である。

だから、愛弟子の小保方さんに直接、取り下げを勧めたわけだ。

それで彼女の心は折れたものと思われる。

って、この記事を書いてる最中にNATUREのブログにも同じことがアップされちゃった(*´∀`*)。

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http://blogs.nature.com/news/2014/06/last-remaining-support-for-controversial-stem-cell-papers-collapses.html

04 Jun 2014 | 13:36 BST
Last remaining support for controversial stem-cell papers collapses

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共著者の中の唯一の擁護者であり、STAP細胞の生みの親のバカンティ教授が取り下げると言ってきたのだ、もはや彼女に一人で戦う理由はない。

それが、今回、彼女がいきなり論文を取り下げることになったシンプルな理由だろう。

決して、理研の理事長や他の共著者からの重圧に耐えきれなくなったからではないと思われる。


そんな事情は彼女の代理人の方も重々承知の上だろうが、あえて、そのことには触れずに、彼女が日本人共著者、つまり理化学研究所からいじめられている被害者であるかのような演出をマスコミに対して続けているように見える。

このあとの訴訟など、いろいろ計算しての行動だろうが、インターネットの時代、そういう計算ずくの行動が丸見えになることも考えた方がいいと思う。

事実は事実として認識した上で、社会的常識にある程度従った範囲で彼女をできる限り守るように頑張った方が、彼女と代理人の両者の、今後の評価も高くなると思いうんだけどな。

大きなお世話かもしれないけど。





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