エボラウイルスの感染が60箇所に拡大 [感染症]
スポンサードリンク
<アウトブレイクは絵空事ではない>
アウトブレイクという映画を覚えておいでだろうか?
アフリカのとある村で発生した強力な感染症が、思惑の果てにどんどん拡大していってしまうという話です。
その原案となったのがこのウイルス感染症
エボラ出血熱だ。
1970年代に最初の患者が報告されてから、なんども反復感染を繰り返している。
でも、大きな感染カウ大には今のところはつながっていない。
今のところは。
<人から人への容易な感染が起こるとやばい>
映画のアウトブレイクはこういう話だ。
アウトブレイク 【WARNER THE BEST ¥1500】 【DVD】
モターバ川流域の小さな村で未知のウイルスによる出血熱が発生する。アメリカ陸軍伝染病医学研究所のダニエルズ大佐を始めとした調査隊が現地に向かうも時既に遅く、村の医師と村から離れて暮らしていた祈祷師を除いて村は全滅状態となっていた。ダニエルズはウイルスの致死率の高さと感染者を死にいたらしめるスピードの早さに危機感を抱き、軍上層部とCDCに勤務する元妻のロビーに警戒通達の発令を要請するが、双方から却下されてしまう。
(Wikipediaから引用)
まあ、詳細は映画を見てもらったほうがいいだろう。
エボラ出血熱の致死率は40%~90%とされる。
その時の医療水準や、対応が迅速かどうかで結果が変わる。
いずれにしても、発症したらほぼ半数が死んでしまうという恐ろしい感染症。
H5N1の鳥インフルエンザの致死率よりも高い。
ただ、鳥インフルエンザにしても、エボラ出血熱にしても、今のところは人から人への感染力が高くないのであまり心配する必要はない。
<2009年のH1N1のパンデミックを忘れてはならない>
2009年、メキシコの養豚場周辺で発生した新型インフルエンザウイルス。
H1N1という遺伝子型の特徴は、1918年に世界中で流行して数千万人の命を奪ったスペイン風邪のそれと基本的には同じものだった。
ただ、それが新たな変異を持ったことと、最近の人はその昔の方に近いウイルスに長らく感染していなかったことから瞬く間に世界中に広がった。
あのウイルスは人の呼吸器系の上皮細胞に用意に感染する性質を備えていた。
だからすごいスピードで広がった。
幸いなことに病原性はあまり強いものでなかったことから、世界的な死者数は数万人ですんだ。
<エボラ出血熱と普通のインフルエンザウイルスが合体したら?>
怖いのは、病原性の高いウイルスと、感染力の高いウイルスが混ざってしまうことだ。
特にインフルエンザウイルスの場合はそれが容易に起こり得る。
人に感染している香港型H3N2に感染している人が、たまたま鳥からH5N1ウイルスに同時感染してしまったとしよう。
二つのウイルスは同じ細胞に感染する。
同じ細胞に感染したウイルスは、同じ細胞の遺伝子増幅システムを使って自分の遺伝子を再生する。
この時に、二つは簡単に混ざってしまう。
H3N2の感染力を持ち、H5N1の病原性を持つ新型インフルエンザウイルスがいとも簡単に出来上がってしまうというわけだ。
あれ?
結局、映画のネタバレなんだけど。
アウトブレイクという映画では、エボラ出血熱がインフルエンザウイルスと遺伝子組み換えされた生物兵器であった、というふうな話だった、かな。
ま、ともかく、エボラ出血熱、
感染流行地域には絶対に近づかないほうがいいよ。
スポンサードリンク
<アウトブレイクは絵空事ではない>
アウトブレイクという映画を覚えておいでだろうか?
アフリカのとある村で発生した強力な感染症が、思惑の果てにどんどん拡大していってしまうという話です。
その原案となったのがこのウイルス感染症
エボラ出血熱だ。
1970年代に最初の患者が報告されてから、なんども反復感染を繰り返している。
でも、大きな感染カウ大には今のところはつながっていない。
今のところは。
<人から人への容易な感染が起こるとやばい>
映画のアウトブレイクはこういう話だ。
アウトブレイク 【WARNER THE BEST ¥1500】 【DVD】
モターバ川流域の小さな村で未知のウイルスによる出血熱が発生する。アメリカ陸軍伝染病医学研究所のダニエルズ大佐を始めとした調査隊が現地に向かうも時既に遅く、村の医師と村から離れて暮らしていた祈祷師を除いて村は全滅状態となっていた。ダニエルズはウイルスの致死率の高さと感染者を死にいたらしめるスピードの早さに危機感を抱き、軍上層部とCDCに勤務する元妻のロビーに警戒通達の発令を要請するが、双方から却下されてしまう。
(Wikipediaから引用)
まあ、詳細は映画を見てもらったほうがいいだろう。
エボラ出血熱の致死率は40%~90%とされる。
その時の医療水準や、対応が迅速かどうかで結果が変わる。
いずれにしても、発症したらほぼ半数が死んでしまうという恐ろしい感染症。
H5N1の鳥インフルエンザの致死率よりも高い。
ただ、鳥インフルエンザにしても、エボラ出血熱にしても、今のところは人から人への感染力が高くないのであまり心配する必要はない。
<2009年のH1N1のパンデミックを忘れてはならない>
2009年、メキシコの養豚場周辺で発生した新型インフルエンザウイルス。
H1N1という遺伝子型の特徴は、1918年に世界中で流行して数千万人の命を奪ったスペイン風邪のそれと基本的には同じものだった。
ただ、それが新たな変異を持ったことと、最近の人はその昔の方に近いウイルスに長らく感染していなかったことから瞬く間に世界中に広がった。
あのウイルスは人の呼吸器系の上皮細胞に用意に感染する性質を備えていた。
だからすごいスピードで広がった。
幸いなことに病原性はあまり強いものでなかったことから、世界的な死者数は数万人ですんだ。
<エボラ出血熱と普通のインフルエンザウイルスが合体したら?>
怖いのは、病原性の高いウイルスと、感染力の高いウイルスが混ざってしまうことだ。
特にインフルエンザウイルスの場合はそれが容易に起こり得る。
人に感染している香港型H3N2に感染している人が、たまたま鳥からH5N1ウイルスに同時感染してしまったとしよう。
二つのウイルスは同じ細胞に感染する。
同じ細胞に感染したウイルスは、同じ細胞の遺伝子増幅システムを使って自分の遺伝子を再生する。
この時に、二つは簡単に混ざってしまう。
H3N2の感染力を持ち、H5N1の病原性を持つ新型インフルエンザウイルスがいとも簡単に出来上がってしまうというわけだ。
あれ?
結局、映画のネタバレなんだけど。
アウトブレイクという映画では、エボラ出血熱がインフルエンザウイルスと遺伝子組み換えされた生物兵器であった、というふうな話だった、かな。
ま、ともかく、エボラ出血熱、
感染流行地域には絶対に近づかないほうがいいよ。
スポンサードリンク
2014-06-25 22:17
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0